診断名は単に一つの角度から身体を見た状況に過ぎません
病名が絶対的なものという「呪縛」
「椎間板ヘルニアなんです」
「脊柱管狭窄と言われました」
「頸椎ヘルニアですけど治りますか?」
「頚椎症と診断されました」
お問い合わせをいただいた方が、頻繁にお伝えいただく言葉です。
病院での診断によって、自分の状態を理解した気になります。そして同時に、その診断名を背負うことになります。
ですが、実際には「その診断名には何の意味もない」と言ったら、どう思いますか?
病名に対して治療をした結果
例えば病院で「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」と診断された方が、どのような経過を辿っているか。
お薬やシップは、当然ながら「その場の症状を和らげる」効果しかありません。
牽引やマッサージなどのリハビリ的アプローチも同様に、恒久的なアプローチにはなり得ていないのが現実。
例え手術でヘルニアや狭窄部を除去する手術をしても、症状が改善する方ばかりではありません。また痛みが再発したり、場合によっては「前より痛い」など悪化するケースもあります(良くなることもあります)。
どうして、このようなことが起きるのでしょうか?
紋切り診断に喝
その答えは「痛いところ=悪いところ」「病気があるところ=悪いところ」という「思い込み」にあります。
痛みを訴えて画像診断をして、そこにヘルニアや脊柱管狭窄といった「目立つ変化」が認められれば、無条件でそれが原因と決めつけてしまう。その因果関係を調べることもなく、「この病気が問題」とした結果が、「一過性の改善」以上の効果を生み出せない原因です。このすり込みをするのに「診断名」は最適なのです。
本当の原因は、「なぜヘルニアが起きてしまったのか」「なぜ脊柱管狭窄が起きるような状態になっているのか」を探す過程の中にあります。多くの場合、それは骨や軟骨、あるいは神経自体の問題ではありません。それは画像診断に頼っている限り、まず分かりません。
診断名に振り回されず、きちんと本当の原因を探してくれる治療院を探す努力をしてみましょうね。
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