日本的な美徳とは真逆の…。

「初志貫徹」「初心忘るべからず」

日本に古くからある美徳の言葉です。

「男（武士）に二言は無い」

とも言いますね。

いい言葉なんですが、残念ながら僕は現在、この言葉とは正反対の方向性で日々を過ごしています。

去年と言っていることが違う

専門特化した治療院に方針変更してから、クライアントさんに対する説明内容は、それまでとは全く違うものになりました。

痛みの原因、機序、改善までのプロセス…。

さらに言えば、新しい技術・理論を習得するたびに、説明もどんどん変化しています。コンセプトも二転三転していますし、１年前とは全く違うことを言っている場合もあります。

悪いことでしょうか？

僕は、そうは思いません。

全ては「現時点での１００%を発揮する」ことを目指した結果だからです。

変わらない思いのために変わる

治療業界は日進月歩で進化を続けています。

少し前だったら手も足も出なかったような症状も、技術・理論の発達により改善を目指すことが可能になっているのです。

もし、僕が「初志貫徹」を貫いて、一番最初に教わった概念から踏み出すことをしなかったら、困っている多くのクライアントさんに手を差し伸べることはできなかったでしょう。

変わらないものがあるとすれば、それは「全力で治す」姿勢です。

そのために僕は今日も全力で学び、全力で手のひらを返し続けていきます。

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