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スマホ操作で悪化する首の痛みが
改善した30代女性の症例

スマホ操作で悪化する首の痛みが
改善した30代女性の症例

スマホ首という言葉には、医学的に明確な定義があるわけではありません。

ただ、

「スマホを使った後に首が痛くなる」

「自分の症状はスマホの使い過ぎが原因だと思う」

と感じている方は少なくありません。

今回は、ご本人が「これはスマホ首ではないか」と考えて来院され、その訴えと身体の状態を照らし合わせながら改善を目指したケースをご紹介します。

来院までの経緯

30代の女性会社員。

事務職として、普段から長時間のパソコン作業に従事していました。

学生時代から多少の肩こりはありましたが、社会人になってデスクワークが増えると、肩こりは一気に悪化。

次第に、強めのマッサージでなければ楽になった感覚を得られない状態となっていました。

半年前に枕を変えた頃から、首の痛みが出現。

すぐに以前の枕へ戻しましたが、痛みはそのまま残りました。

また、普段からスマートフォンを使う時間が長く、スマホを操作した後には特に痛みが強くなる傾向がありました。

痛みは動かした時だけでなく、じっとしていても続く、重く疲れるような感覚でした。

「これはスマホ首ではないか」

そう考え、スマホ首に専門的に対応している治療院を探す中で、当院へ来院されました。

初回来院時の主なお悩み

初回のヒアリングでお聞きしたお悩みポイント

 

☑ スマートフォンを使った後に首が痛む

☑ じっとしていても首にだるい痛みがある

☑ 慢性的な肩こりが強い

☑ 枕を戻しても首の痛みが改善しない

☑ スマホ首を繰り返すことへの不安

 

初回来院時の身体の状態

 

☑ 首が前に出たストレート姿勢

☑ 背中の右側が突出する側彎

☑ 首の動きに痛みと制限がある

☑ 首・肩周囲の緊張感が強い

☑ 首や上半身を支える支持力が低下している状態

痛みが出始めたきっかけは枕の変更でした。

しかし、元の枕へ戻しても改善していないことから、枕そのものが痛みの原因とは考えにくい状態でした。

もともとの姿勢や長時間のデスクワークによって、首へ負担が蓄積しやすい基盤があり、枕の変更が症状を表面化させるきっかけになった可能性を考えました。

さらに、スマホ操作による下向き姿勢の持続と、画面への集中が重なることで、首への負担を逃せない状態が続いていると推察。

身体を支える機能を整えながら、首へ負担が集中しにくい状態を目指す方針を説明し、施術を開始しました。

 

施術経過

1回目

身体全体の強い緊張を落ち着かせるため、頭蓋縫合などを中心にアプローチ。

施術後は全身の力が一気に抜けたような感覚があり、首や肩も楽になったとのことでした。

2回目

首の痛みは大きく軽減し、自覚症状は軽い肩こり程度まで改善。

この回から、低下していた支持力の改善を目的に、首・肩甲骨・体幹の支持筋へのアプローチを開始しました。

再発を防ぐためのセルフケアも指導しました。

3回目

良好な状態が続き、ご本人としては「もう施術を終えてもよいのではないか」と感じるほどでした。

しかし、セルフケアに十分取り組んでいなかった時期に、首の痛みが再発。

痛み自体は強くありませんでしたが、症状が軽減しても身体を支える機能が十分に戻っていなければ、再発する可能性があることを改めて説明しました。

4回目以降

セルフケアにも継続して取り組むようになり、再び首の痛みは消失。

その後は軽度の肩こりを感じる程度で、スマートフォンを使用しても大きく悪化しない状態を維持しました。

10回目

必要な施術とセルフケア指導をすべて終え、良好な状態のまま卒業となりました。

また、施術を続ける中で背中の左右差も軽減し、見た目の姿勢が改善したことも喜ばれていました。

いただいた感想

家族がいるのに、家事や育児がちゃんとできなくて泣いていました。身体とちゃんと向き合うことで、吐き気や頭痛が良くなって本当に嬉しい。首の大事さを改めて感じました。ありがとうございました。

院長から

スマホ首専門家・竹井大介のプロフィール写真

スマホ首専門家・竹井大介

スマホ首専門家・竹井大介

スマホ首には、医学的に統一された明確な定義がありません。

ただ、ご本人が

「スマホを使うと痛みが強くなる」

という経過を正確に伝えてくださったことで、スマホ操作が症状を悪化させる条件の一つであることは確認できました。

今回重要だったのは、スマホという一つの原因だけに絞らなかったことです。

・長時間のデスクワーク

・首が前に出た姿勢

・側彎による身体の左右差

・首や体幹を支える機能の低下

こうした基盤が重なったところに、枕の変更やスマホ操作がきっかけとして加わり、症状が表面化した可能性があります。

また、早期に痛みが軽減しても、支持力が十分に戻っていなければ再発することがあります。

実際に今回は、一度良くなった後にセルフケアを怠ったことで、軽い痛みが再び出現しました。

そこで終わらず、身体を支える機能まで整えたことが、その後の安定につながったと考えています。

「スマホ首です」

「ストレートネックです」

という言葉だけで身体を判断するのではなく、実際にどのような条件で症状が起きているのかを見ることが大切です。

スマホ操作で首の痛みが悪化する方は、スマホをやめることだけを考えるのではなく、スマホを使っても負担が集中しにくい身体の状態をめざすことも必要だと考えています。

スマホ首や首の痛みでお悩みでしたら、スマホ首について書かれたページを参考にしてみてください。

スマホ首について、

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竹井 大介

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